楽天edyどのようなサービス？どこで使える？メリットや始め方を解説

楽天Edyとは具体的にどのようなものですか？

楽天Edy（ラクテンエディ）は、楽天グループが提供するプリペイド型の電子マネーサービスです。
事前に現金をチャージ（入金）しておくことで、対応しているお店の専用端末にカードやおサイフケータイ®対応スマートフォンをかざすだけで支払いが完了します。
現金のやり取りが不要なため、スピーディーかつスマートな決済が可能です。

Edyは日本国内で広く普及しており、多くの店舗やサービスで利用できます。非接触ICカード技術である「FeliCa（フェリカ）」を採用しており、高い安全性と利便性を実現しています。
主に「Edyカード」と呼ばれる専用のカードタイプと、「楽天Edyアプリ」を利用したスマートフォンタイプ（おサイフケータイ®対応Android端末など）があります。

楽天Edyを使うメリットは何ですか？

楽天Edyを利用することには、様々なメリットがあります。

• 支払いが速い・簡単

  レジでの支払いの際に、カードやスマートフォンを端末にかざすだけで支払いが完了します。
  小銭を探したり、お釣りを受け取ったりする手間が省け、スムーズに会計を済ませることができます。急いでいるときや荷物が多いときなどに特に便利です。

• 楽天ポイントが貯まる・使える

  楽天Edyで支払いをすると、原則として200円（税込）につき楽天ポイントが1ポイント貯まります。
  さらに、楽天ポイントカード加盟店で楽天ポイントカードを提示してから楽天Edyで支払う、あるいは「楽天ポイントカード機能付きEdyカード」を利用するなど、特定の条件を満たすことでポイントの二重取りも可能です。
  貯まった楽天ポイントは、楽天Edyにチャージして支払いに利用することもできます。楽天経済圏を利用している方には特に大きなメリットです。

• キャンペーンや割引が豊富

  楽天Edyでは、特定の店舗での利用でポイント還元率がアップするキャンペーンや、チャージ金額に応じてポイントが付与されるキャンペーンなど、様々なプロモーションが頻繁に実施されています。
  これらのキャンペーンを活用することで、よりお得に利用することができます。

• 小銭いらずで財布が膨らまない

  現金を使わないため、大量の小銭を持ち歩く必要がなくなります。財布をスリムに保つことができ、レジでの小銭の扱いに戸惑うこともありません。

• 利用履歴を確認できる

  アプリやウェブサイトを通じて、いつ、どこで、いくら利用したかといった履歴を確認できます。
  これにより、支出の管理がしやすくなります。

楽天Edyはどこで使えますか？

楽天Edyは日本全国の非常に幅広い場所で利用できます。その利用可能箇所は約100万ヶ所以上にのぼります（2023年12月時点）。

主な利用場所の例:

• コンビニエンスストア: セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップなど、主要なコンビニエンスストアのほとんどで利用可能です。
• スーパーマーケット: 全国各地のスーパーマーケットチェーンで利用できます。
• ドラッグストア: マツモトキヨシ、ココカラファイン、スギ薬局など、多くのドラッグストアで利用可能です。
• 飲食店: マクドナルド、吉野家、すき家、ミスタードーナツなど、ファストフード店やチェーン店を中心に多くの飲食店で使えます。個人経営のお店でも導入されている場合があります。
• 家電量販店: ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキなどで利用可能です。
• 書店: 一部の書店でも利用できます。
• ガソリンスタンド: ENEOSなどで利用できます。
• その他: 多くの商業施設内の店舗、テーマパーク、空港、自動販売機、タクシーなど、様々な場所で対応しています。

利用可能な店舗には、楽天Edyのロゴマーク（「Edy」と書かれた青い丸いマーク）が表示されています。支払い端末にもロゴが表示されているので、すぐに確認できます。

利用可能店舗は常に拡大しています。お近くのお店で使えるか不安な場合は、店頭の表示を確認するか、楽天Edyの公式サイトで検索してみてください。

楽天Edyの利用にかかる費用は？チャージ上限は？

楽天Edyの利用にあたって、気になる費用やチャージに関する情報です。

• 初期費用（カードの場合）

  楽天Edy機能付きカード（楽天ポイントカード機能一体型など）を購入する場合、カード発行手数料として300円～500円程度かかることがあります。
  ただし、クレジットカード一体型（楽天カードなど）の場合は、年会費無料などでEdy機能も無料で利用できるケースが多いです。
  スマートフォンでアプリを利用する場合は、基本的に初期費用はかかりません。

• 利用手数料

  楽天Edyで支払いをする際に手数料はかかりません。
  チャージ方法によっては手数料が発生する場合がありますが、楽天カードからのチャージや現金チャージ、楽天銀行口座からのチャージなど、多くの一般的なチャージ方法では手数料は無料です。

• チャージ上限金額

  楽天Edyにチャージできる上限金額は、1枚・1台あたり最大50,000円です。
  ただし、一度にチャージできる金額には制限がある場合があります（例: レジでの現金チャージは通常25,000円までなど）。

楽天Edyを始めるにはどうすれば良いですか？

楽天Edyを始める方法は、主に「カードタイプ」と「スマートフォンタイプ」の2種類があります。

1. Edyカードを入手する

   楽天Edy機能付きのカードを入手します。

   • コンビニエンスストア（一部店舗）
   • 量販店や書店（TSUTAYAなど）
   • 楽天Edy公式サイトや楽天市場でのオンライン販売
   • 楽天カードなどのクレジットカード一体型
   • おサイフケータイ対応Edyカード（裏面にFeliCaマークとEdyマークがあるもの）

   など、様々な場所で購入・入手可能です。用途やデザインに合わせて選びましょう。

2. おサイフケータイ®で利用開始する（Android™の場合）

   おサイフケータイ®対応のAndroid™スマートフォンをお持ちの場合は、アプリで簡単に始められます。

   • Google Playストアから「楽天Edyアプリ」をダウンロード・インストールします。
   • アプリを開き、利用規約に同意します。
   • 必要に応じて、楽天会員情報やチャージに使うクレジットカードなどの情報を登録します。
   • これでスマートフォンがEdyカード代わりになります。

3. iPhoneで利用する

   iPhoneの場合、おサイフケータイ®のようなかざして支払う機能として楽天Edyを直接設定することはできません（SuicaやPASMOとは異なります）。
   iPhoneユーザーが楽天Edyを利用するには、Edyカードを持つのが一般的です。また、楽天Edyアプリ（iOS版）をダウンロードすることで、一部のEdyカードの残高確認や、対応するカードリーダー（パソリなど）を使ったチャージなどが可能になります。

どちらの方法で始める場合も、利用を開始するにはまず楽天Edyにチャージ（入金）する必要があります。

楽天Edyでの支払い方法とチャージ方法を教えてください。

楽天Edyの基本的な使い方である支払いとチャージについて説明します。

• 支払い方法

  支払い方法は非常にシンプルです。
  お店のレジで「楽天Edyで支払います」と伝えます。
  その後、店員さんの案内に従って、支払い端末にEdyカードまたは楽天Edyを設定したスマートフォンを「タッチ（かざす）」します。
  「シャリーン♪」または「エディー」という支払い完了音が鳴れば決済完了です。音が鳴るまで端末にかざしたままにしてください。
  残高が不足している場合は、決済ができません。その場で不足分を現金などで支払うか、先にチャージを済ませる必要があります。

• チャージ方法

  楽天Edyにチャージする方法はいくつかあります。

  ① 現金でチャージ

  多くのEdy加盟店（コンビニ、スーパーなど）のレジで「楽天Edyにチャージしてください」と伝え、チャージしたい金額を現金で渡します。
  金額をチャージ機に入れたり、店員さんが操作する端末にカードをかざしたりすることでチャージできます。
  また、駅などに設置されている一部のチャージ機でも現金チャージが可能です。

  ② クレジットカードでチャージ

  楽天Edyアプリ（スマートフォン）や、自宅に設置したパソリなどのカードリーダーを使って、登録したクレジットカードからチャージできます。
  特に楽天カードからのチャージは、チャージ金額に応じてポイントが貯まるためお得です。
  コンビニなどに設置されているマルチメディア端末（Loppi、Famiポートなど）でもクレジットカードからのチャージ操作ができる場合があります。

  ③ 楽天銀行口座からチャージ

  楽天銀行に口座をお持ちの場合、楽天Edyアプリを使って楽天銀行口座から直接チャージすることができます。

  ④ 楽天ポイントからチャージ

  貯まった楽天ポイントを楽天Edyに交換（チャージ）することも可能です。楽天Edyアプリやウェブサイトから手続きを行います。

  ⑤ オートチャージ

  残高があらかじめ設定した金額を下回った際に、設定した金額が自動的にチャージされる機能です。
  残高不足を心配することなく利用できますが、事前に設定と特定のカード（楽天カードなど）が必要な場合があります。

楽天Edyの残高確認はどうやるの？

現在の楽天Edyの残高を確認する方法も複数あります。

• 楽天Edyアプリ（スマートフォン）

  楽天Edyアプリを開けば、すぐに残高が表示されます。利用履歴も確認できます。最も手軽な方法です。

• コンビニエンスストアのレジ

  一部のコンビニエンスストアでは、レジで「Edyの残高を確認してください」と伝えることで、専用端末にかざして残高を表示してもらえます。

• 専用端末

  楽天Edyが使える一部の店舗には、残高確認ができる専用の端末が設置されています。

• チャージ機

  駅などに設置されているチャージ機でも、チャージを行う前に残高が表示されることが多いです。

• Webサイト

  パソコンとパソリなどのカードリーダーがあれば、楽天Edyのウェブサイトにアクセスして残高や利用履歴を確認することも可能です。

これらの方法で、いつでも手軽に現在の残高を把握できます。残高を意識することで、計画的にEdyを利用しやすくなります。

楽天Edyは、日々の小さなお買い物からまとまった金額の支払いまで、幅広く利用できる便利な電子マネーです。
楽天ポイントも貯めやすく、お得なキャンペーンも多いので、まだ使ったことがない方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。